潮見表



2002年の夏、私たちのサーモン・フィッシングは、惨敗だった。
『ちょうど今の時期、1週間くらいは小潮の時期で、釣れないんだ…。』
ガイドのその言葉は、落ち込んだ私たちには慰めにもならなかった。
悔しい思いをし、その思いはずっと2人の心に残っていた。

それでも、『経験は人間を成長させる』とはよく言ったモノで、
2004年の春、私はネットで潮見表を探していた。
今度行くときは、絶対に『今は潮が悪いんだ…』なんて言わせない!
その執念のおかげか、数ある英語のサイトの中から、
カナダ沿岸部の潮見表を発見!(笑)

そして、潮がいいと思われる期間を探し、
Moeの仕事や夏休みをとれる期間、サーモンの釣れる時期など、
いろいろな条件を照らし合わせ、旅行期間を決定した。
2002年には、現地で1日追加して3日間のサーモン・フィッシングだったので、
今回は、はじめから3日間予約しておいた。

ところが、実際に釣りを始めると、コレが釣れない…。
『う〜ん、私たちの潮見表の見方が間違ってる?』
そんなことさえ思い始めていた。

私は、調べた潮見表(グラフ)を印刷して持ってきていたので、
Moeにグラフを見せながら、『ガイドに、潮がいい時期を訊いてよ〜!』と頼んだが、
何度頼んでも、Moeは訊いてはくれなかった。

仕方がないので、私は何を訊くか頭の中を整理し、
英語で何と言えばいいか少し考えた。
(いきなり英語がしゃべれるほどの能力はありません…笑)
私は、『質問があるんだけど…。』と切り出し、
旅行前に潮見表を調べ、今の時期の潮がいいと思ったことを話した。
で、グラフを指さしながら、『実際には、いつがいいのか教えて?』と聞いてみた。

『今の時期、潮はいいよ。』とガイドは答えてくれた。
『それ以上に、今の時期はサーモンが下ってくる時期で、一番ベストな時期なんだ』
(回遊しているサーモンが南下してくる時期)
ガイドは、今は潮がいいことよりも、それ以上に、サーモンが
この辺りの海峡にやってくるいい時期だということを何度も口にした。
じゃあ、釣れないのは、ガイドが悪いのでは?と思ったが、
そこはグッとガマンして、お礼を言った。
(釣りは、運ですから…笑)

何とか予約した3日間の間に、Moeは日本に持ち帰れる
キング・サーモンを1匹釣り上げた。
ガイドも、『食べるのには、ちょうどいい型だよ。』
なんて言っていたが、かなりホッとした顔をしていたのを私は知っている。(笑)

結局私たちは、ホテルのフロントに頼んで、
前回と同様、もう1日サーモン・フィッシングを追加してもらった。
その甲斐あって、私にもMoe以上のキング・サーモンがヒットし、
1匹ではあったが日本に持って帰ることができた。
(結局、1人1匹ずつの合計2匹でした。)

でも、未だに疑問は残っている。
本当に、潮はいい時期だったのだろうか…?(笑)



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