英語と独語と日本語と…



私たちは、ニュー・アイアンチでB&Bに宿泊した日、夕食をどうするか決めかねていた。
B&Bのオーナーに聞いてみると、近くのレストランまでは10km以上あると言われ、
街灯一つない初めての道、それも未舗装で、クマ王国のど真ん中を、
暗くなってから車で走るには、少々勇気がいったのだ。
(予約時にお願いすれば、夕食も用意してくれる…と書かれていたので、
予約すれば良かったね…と少々後悔。)

で、仕方がないので、前日に買い込んだビールを冷蔵庫に入れさせてもらい、
冷えたビールと、昼食用に購入したサンドイッチの残りで済ませることにした。
で、ビールを飲もうとキッチンに行くと、グラスとコースターを貸してくれ、
『リビングでゆっくり飲んだら?』と言われ、ビールを飲み始めると、
『じゃあ、私も…』と言いながら、コロナ・ビールを片手に奥さんがやってきた。

そこに旦那さんもやってきて、いろいろな話をして過ごした。
『ケーキ食べる?』と奥さんの手作りケーキをごちそうになったりしながら、
本当にいろいろな話をした。

私は一生懸命聞き取ろうと思って、みんなの話に耳を傾けていた。
それが、オーナー夫妻の出身地の話になったところで、話が先に進まない。
オーナーは、何度も同じ言葉を繰り返すが、Moeの顔には?マークがいっぱい。(笑)
『デュッセルドルフだよ。』と耳打ちをすると、Moeの顔がやっと晴れる。
『日本では"デュッセルドルフ"(思いっきりカタカナ)っていうんだ』と言い訳までしてた。
私はきっと、Moeに勝ったという思いで、ちょっと自慢げな顔をしていたに違いない。
もちろん、話す…という点では、絶対にMoeには勝てないですから…。

オーナー夫妻がドイツ人だと分かり、ドイツ語の話をしたり…。
そのあともレンタカーの話、日本の話や、ペットの話など、いろいろな話をして楽しむ。
お互いに英語が母国語ではないために、会話は日本語だったり、
ドイツ語だったり、英語だったり…。

私も一応、マウンテンゴートのことを聞いたり、B&B周辺にクマは出てこないのか聞いたり…。
このB&Bは、街からずいぶん離れたところにあって、ハイウェイからもずいぶん離れている。
で、森の中にポツンと建っているので、クマが出てきても絶対におかしくない場所なのだ。
『2匹の犬を放し飼いにしているから、きっと寄ってこないのよ。』と奥さん…。
確かに昼間犬たちと遊んでいると、時折耳を立て、キッと鋭い目になることがあるのだ。
で、突然茂みに向かって吠えてみたり…。
犬たちは、何かを感じているのかもしれない。

どれだけ話していただろう?ずいぶん長い間話していたと思う。
英語と日本語とドイツ語の入り交じる会話。
私はドイツ語も大学で習ったのに話せないし、英語もまだまだ…。
帰ったら、しっかり英語だけでもマスターしなければ…と思った夜なのでした。
(ドイツ語はマスターする気はないです…っていうか、私にはできません!笑)


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