ヘインズのさかな屋さんで…



2年前、アラスカのヘインズでさかな屋さんを見つけた私たち…。
滞在中は自炊だったので、新鮮な魚が食べたくて、もちろんさかな屋さんに入ってみる。
ショーケースに並んだ新鮮そうなサーモンやハリバットに加え、
スモーク・サーモンなども売っていて、店内の水槽では活きダンジネス・クラブもいた。

初めて入ったときは、ダンジネス・クラブを注文したのだが、
無愛想なおじいさんが、面倒くさそうに、私に大きなビニール袋を持たせ、
カニと氷をその中に詰め込んでくれた。

翌々日、私たちは、再びダンジネス・クラブを購入するべく、さかな屋さんへ…。
また同じおじいさんが私たちの対応をしてくれた。
すると、私たちを覚えてくれていて、フレンドリーな感じで対応してくれた。
「どこから来たんだい?」
なんて会話をしながら、ダンジネス・クラブを注文。
おじいさんがビニール袋を持ってきたところで、私は手を差し出し、
「私がやることは分かってる(笑)」とビニール袋の口を広げてみせた。
おじいさんは、私のその様子を見て、かなり受けていた。
その後、店の奥にいた店員さんたちとも会話したりと、楽しんだ。

あれから2年。
私たちはダンジネス・クラブの味を忘れることができずに、
再びヘインズにやってきた!(半分は冗談。半分はマジ…かも…笑)

まさか、2年前に2日やってきただけの観光客の事なんて、覚えているかな…?
覚えてるわけないか〜なんて感じでお店に入る。
すると、やっぱりあのおじいさんが店の奥からやってきた。
「おぉ〜!君のこと覚えてるよ〜!」
私の肩を叩きながら歓迎してくれた。
本当かな〜?(笑)

残念ながら、活きダンジネス・クラブが店頭になかったので、
ショーケースに並んだ魚を眺めていた。
一応、おじいさんにダンジネス・クラブのことを聞いてみた。
すると、ボイルしてから冷凍したモノがあるとのこと。
おじいさんに、店の奥にある冷凍庫に案内された。
大きな冷凍庫を開け、「漁師が絶妙なゆで加減でボイルしてから冷凍してあるから、美味しいよ!」
と、ダンジネス・クラブを見せてくれた。
そして、ハリバットのほほ肉もあるよ…と、次から次へと冷凍庫のふたを開け、
説明して行ってくれた。

わたしたちは冷凍庫の前で悩み、ダンジネス・クラブとハリバットのほほ肉を買うことにした。
おじいさんはいつの間にかいなくなり、女性に会計をしてもらった。
すると、どこに行っていたのか、おじいさんはスモーク・サーモンを持って再登場。
私に「ほら、食べてごらん。こうやって皮を剥がして食べるんだよ。」と…。
で、言われるままにスモーク・サーモンを一口食べてみることに。
「これ、すごく美味しい!!!」
ホントに美味しくて、感動していると、何片かのスモーク・サーモンをキッチンペーパーに包み、
「持って行きな〜。」と、私に手渡してくれた。
いっぱい買ったから、サービスだったのかな?
それとも、2年ぶりに来たからサービスしてくれたのかな?

こういうことがあると、行ったことのある場所に行くのも、いいよな〜なんて思うんです。
「あなたたちのこと、覚えてるわ〜。」
そう言われると、私たちが前回つけた足跡が、まだ消えずに残ってるような感じで、
好きだった場所が、もっともっと好きになった気がするんです。
行ったことのない場所への旅行もワクワクして楽しいですが、
今まで行ったことのある場所にも、これからも行くのかな〜なんて思った旅になったのでした。



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